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2026.06.02

お葬式にスーツで参列していい?喪服や代替スーツの選び方と葬儀でのマナーを紹介

お葬式にスーツで参列していい?喪服や代替スーツの選び方と葬儀でのマナーを紹介
お葬式にスーツで参列していい?喪服や代替スーツの選び方と葬儀でのマナーを紹介

お葬式に参列するにあたり、
「喪服とビジネススーツの違いは?」
「喪服以外のスーツで代替することはできる?」
「お葬式での服装のマナーはある?」
といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、お葬式に着ていくスーツの選び方や着こなしのマナーをわかりやすく解説します。

お葬式では喪服の着用がマナー

そもそもお葬式とは、お通夜や葬儀・告別式を含む、一連の葬送儀礼のこと。そしてお葬式では、喪服と呼ばれる装いで参列するのが基本的なマナーとされています。

葬儀の装いは準喪服(ブラックフォーマル)が一般的

喪服はその格式によって「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3種類に分けられます。

正喪服は、喪服のなかでもっとも格式高い礼装であり、具体的にはモーニングコートが該当します。正礼装は主に喪主やご遺族が着用しますが、近年では喪主やご遺族であっても次に紹介する準喪服を着用するケースが増えています。

準喪服は、正礼装についで格式が高い礼装であり、ブラックフォーマルと呼ばれる弔事用のスーツが該当します。ビジネススーツのブラックと異なり、ブラックフォーマルのブラックスーツは漆黒に近い色合いで、光沢がないマットな質感が特徴です。葬儀や告別式などのお葬式ではもっとも一般的な装いであり、先述したように近年では喪主であっても準喪服を着用するケースが増えつつあります。

略喪服は、お葬式における「平服」に該当する服装で、ブラックやダークネイビー、チャコールグレーなどのダークスーツが該当します。一般的に、急遽お通夜に参列する際などは略喪服でも問題ないとされていますが、葬儀や告別式では略喪服ではなく準喪服を着用するのがマナーだと考えられています。

喪服(ブラックフォーマル)と黒のビジネススーツは別物

黒のビジネススーツをお持ちの方のなかには、「喪服として使えるのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ブラックフォーマルスーツの黒と、ビジネススーツの黒では、明確な違いがあります。

喪服として扱われるブラックフォーマルスーツの黒は、光沢のないマットな質感で、漆黒に近いのが特徴。一方、ビジネススーツの黒は、生地に光沢感があり、光の当たり方によっては青みやグレーがかった印象になります。また、ビジネススーツの場合、黒であっても生地にストライプなどの柄が入っているものもあります。

このように、同じ黒であってもビジネススーツとフォーマルスーツはまったくの別物であり、安易に代替してしまうとマナー違反になる可能性があるため注意が必要です。

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喪服がない場合に代替できるスーツの選択肢

そしてお葬式では、喪服での参列が基本とお伝えしましたが、手持ちのスーツであっても条件を満たせば代替できる可能性もあります。

ここでは、お葬式での服装の基本と、喪服がない場合に代替できるスーツの選択肢について見ていきましょう。

ブラックスーツ(略礼服):もっとも無難な代替案

弔事専用の喪服をお持ちでない場合、冠婚葬祭兼用として販売されているブラックスーツがもっとも無難な代替となります。

冠婚葬祭を想定したブラックスーツであれば、柄は無地で光沢感も抑えられているものが一般的ですので、通夜・葬儀・告別式においても着用することが可能です。

ダークスーツ:通夜に限り可能

礼服(喪服)以外のブラックやダークグレー、ダークネイビーなどのダークスーツは、通夜に限り着用可能です。葬儀・告別式においてはマナー違反となる可能性があるため避けるのが無難です。

また、ダークスーツであっても柄が入っていたり光沢感が強いもの、リネンやツイードなどのカジュアル感が強い素材、細身すぎるシルエットや装飾的ボタンがついているものに関しては、通夜でも不適切と見なされる可能性があるため注意が必要です。

黒無地のリクルートスーツ:通夜に限り可能

黒無地のリクルートスーツも、通夜に限り喪服に代替できる可能性があります。葬儀・告別式においては避けるのが無難です。

また、ダークスーツと同様、光沢感があるものや細身すぎるシルエット、装飾的要素があるもの通夜であっても避けましょう。

お葬式でのスーツの着こなしマナー(男性)

お葬式でのスーツの着こなし

お葬式では喪服を着用するのがマナーとお伝えしましたが、着こなしにも注意が必要です。

次は、お葬式でのスーツの着こなしについて確認していきましょう。

ワイシャツは無地のホワイト一択

お葬式において、喪服のジャケットの下に着用するワイシャツは無地のホワイト一択です。

襟の形については、レギュラーカラーもしくはワイドカラーが一般的。襟先をボタンで留めるボタンダウンシャツはカジュアルな印象が強いため、お葬式での着用は避けましょう。

首元は弔事用の黒ネクタイを

お葬式では弔事用の黒ネクタイを着用します。

弔事用の黒ネクタイは、光沢のないマットな生地感で、柄やデザインのない無地が基本です。結び方は、シンプルな見た目になるプレーンノットかウィンザーノットが定番となっています。

革靴や靴下、ベルトも黒で統一

お葬式に参列する際の足元は、黒の革靴が一般的。

黒の革靴のなかでも内羽根式のストレートチップがもっともフォーマルだとされており、お葬式にも適しています。また、靴下やベルトについても黒で統一しましょう。

コートはシンプルなものを

冬場のお葬式でコートが必要な場合は、黒や紺といったダークカラーで、無地のコートを選びましょう。デザインに関しても、チェスターコートやステンカラーコートなど、スーツスタイルになじむシンプルなデザインのコートがおすすめです。

アクセサリーは付けない

お葬式では、基本的にアクセサリーを付けないのがマナーです。ただし例外として、結婚指輪を外す必要はありません。

たとえば、ネクタイピンやラペルピンなどの装飾を目的としたアイテムは、お葬式という場には相応しくないため注意しましょう。また、結婚式などの慶事では胸ポケットにポケットチーフを挿すことがありますが、お葬式の場では避けた方が無難です。

お葬式での服装の着こなしマナー(女性)

ここまでは、葬儀における男性の服装を中心に紹介してきましたが、次は女性の服装について見ていきましょう。

女性の喪服の基本(ワンピース・アンサンブル・スーツ)

男性同様、葬儀における女性の服装は準喪服が基本であり、ブラックフォーマルのワンピース、アンサンブル、スーツなどが該当します。

葬儀の場では肌の露出を控えることがマナーとなるため、襟元が詰まったデザインで、スカート丈は膝下からミモレ丈、袖丈は肘が隠れる長さ、夏場でも五分丈以上が好ましいでしょう。

パンツスーツで参列していい?

ブラックフォーマルとして販売されているパンツスーツであれば、問題なく着用することが可能です。

弔問する立場として参列する場合や、受付や準備などで動きやすさを重視する場合のほか、足に不安のある方や寒冷地の場合は立場に関わらずパンツスーツを選ぶケースもあります。

ただし、一般的にはパンツスタイルは略喪服に該当するため、親族側として参列する場合には準喪服もしくは制喪服が好ましいケースもあります。

ストッキング・靴・バッグの選び方

ストッキングは黒の無地のものを選びましょう。30デニール程度が目安になりますが、冬場の寒い時期は60デニール程度のものでも問題ありません。

靴は装飾のないシンプルな黒のパンプスが基本です。ヒールの高さは3~5cm程度が一般的ですが、お年寄りや妊婦の方など、体調面で不安のある場合にはフラットパンプスでも問題ありません。

バッグは光沢のない布製のハンドバッグが定番。殺生を連想させる革製のものは避けるのが無難です。

和装(着物の喪服)という選択肢

近親者や喪主においては和装(黒紋付)を着用する場合もあります。

なお、弔問側は遺族よりも格の高い喪服の着用を避けるのが一般的なので、弔問する立場では洋装を選ぶのが無難だと言えます。

1着持っておくと安心!葬儀用スーツ(準喪服)の選び方

お葬式用のスーツ(準喪服)の選び方

お葬式用のスーツとしては、準喪服に該当するブラックフォーマルスーツが一般的だとお伝えしましたが、どのようなポイントを考慮して選べばよいのでしょうか。

次は、お葬式用のスーツとして準喪服を選ぶ際のポイントを見ていきましょう。

冠婚葬祭用に1着購入しておくのがおすすめ

お葬式用のスーツは、購入する以外にもレンタルサービスを利用する方法もあります。

しかし、ブラックフォーマルスーツはお葬式を含む冠婚葬祭で着用できるため、1着用意しておくことをおすすめします。

1着用意しておけば、いざ必要な場面で慌ててしまう心配がなく、中長期的にみると都度レンタルするよりもコスト面でお得になる可能性があります。

1万円台から10万円超のものまで価格帯は幅広いため、ご自身の予算に応じて選ぶことができるはずです。

長く着用できるものを選ぶ

ブラックフォーマルスーツは、適切に保管することで5年から10年、あるいはそれ以上長く着用することもできます。

基本的にはビジネススーツなどと同様、肩幅や着丈、袖丈、ウエストのバランスをみてサイズを決めますが、長く着用することを見据えて、トレンドに左右されないデザイン・シルエットのものを選ぶことをおすすめします。

また、数年にわたって着用することを考えると、体型の変化にもある程度対応できるように、サイズ調整が可能なスーツを選ぶと安心です。

シングルブレスト・ダブルブレストのどちらでもOK

お葬式用のスーツを選ぶ際、ジャケットをシングルブレストにするかダブルブレストにするか迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

じつは、シングルブレスト・ダブルブレストの間に格式の違いはなく、どちらを選んでも問題ありません。自身の好みに応じて選びましょう。

夏・冬で選ぶときの注意点

喪服などの礼服は、通年用(オールシーズン用)の生地が主流ではありますが、夏用や冬用のものも存在します。

なかでもサマーフォーマルとも呼ばれる夏用の礼服は、薄手で通気性に優れているのが特徴です。

反対に、冬用の礼服はややあるでな保温性に優れているのが特徴。冬用の礼服でも厳しい寒さの場合は、黒無地のシンプルなコートを羽織るのが一般的です。

お葬式(葬儀)のスーツに関するよくある質問

ここでは、お葬式(葬儀)で着用する喪服・スーツなどの服装に関するよくある質問をご紹介します。

Q. 喪主・近親者と参列者でスーツは違う?

喪主・三親等以内の親族は「正喪服」、一般参列者は「準喪服」が一般的とされています。

ただし近年では家族葬が増えてきたこともあり、喪主や親族であっても準喪服を着用するケースが増えてきています。

Q. 急に葬儀スーツが必要になったらどこで買える?

葬儀用のスーツが急遽必要になった場合、実店舗や即日発送などの通販で購入するか、レンタルサービスを利用することが選択肢に挙がります。

なお、実店舗で購入する場合もサイズ直しが必要な場合があったり、即日発送(翌日発送)の通販であっても出荷・配送トラブルで遅れが生じる可能性があるため、平時のうちに1着用意しておくと安心です。

Q. 夏は上着を脱いでよい?半袖シャツは?

喪服などの礼服はジャケット着用がマナーであり、夏であっても葬儀中はジャケットを脱ぐのは避けるべきです。

ただし、移動中などに関しては上着を脱いでも問題ありません。

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まとめ

今回は、お葬式に着ていくスーツの種類や着こなしのマナーについて解説しました。ビジネスシーンにはビジネスシーンの服装のマナーがあるように、お葬式にはお葬式の服装のマナーが存在します。

スーツ・紳士服のはるやまでは、お葬式で着用可能なブラックフォーマルスーツをはじめ、冠婚葬祭に適したセレモニースーツを豊富に取り扱っています。お葬式や法事のための喪服をお探しの方はぜひチェックしてみてください。

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