ビジネスパーソンにとって、清潔感のある身だしなみは非常に重要です。仕事でスーツを着用する方の場合、定期的にスーツをクリーニングに出しているという方も多いのではないでしょうか。
一方で、
「スーツはどれくらいの頻度でクリーニングに出すべき?」
「クリーニングの料金やかかる日数は?」
「クリーニングに出す流れや注意点は?」
といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、スーツのクリーニングに関する基礎知識をわかりやすく解説します。スーツをクリーニングに出す手間を解消する方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
まずは、スーツをクリーニングに出す必要性について見ていきましょう。
スーツは、ビジネスシーンやフォーマルな場で着用することから、清潔感が非常に重要です。
もしもシワや汚れが目立つスーツを着用していると、場の雰囲気を損ねたり、相手に悪い印象を与えたりする恐れがあります。
一方、一般的なスーツは素材や構造が繊細であるがゆえに、家庭用の洗濯機では洗うことができません。
そこで必要になるのが、専門的な技術を持つクリーニング店の存在です。
スーツをクリーニングに出すことで、型崩れや生地の消耗を抑えつつ、汚れやシワを取り除くことができ、結果的にスーツの寿命を延ばすことができるのです。
まずはスーツのクリーニングに関する基礎知識として、クリーニングに出す頻度や洗濯方法、費用相場・日数について確認していきましょう。
スーツのクリーニング頻度は、時期によって大きく異なります。たとえば、汗をかきやすい夏場は冬よりもクリーニングの頻度が多くなりがちです。
一般的に、スーツをクリーニングに出す頻度は夏場で2週間に1回程度、冬場で1シーズンに1回程度が目安だとされています。ただし、スーツの着用頻度やワークスタイル、体質などによってもクリーニング頻度は変わるため、あくまでも目安と考えておきましょう。
また、必要以上に頻繁にクリーニングしてしまうと、生地の摩耗を早めたり型崩れを起こしたりする可能性もあるので注意が必要です。
スーツのクリーニングには、「ドライクリーニング」と「ウェットクリーニング」の2種類が存在します。
ドライクリーニングは、水を使わずに石油系の有機溶剤で汚れを落とす洗濯方法です。油溶性の汚れを落とすのに適しており、縮みや色落ち、型崩れが起こりにくい点もメリットです。ただし、汗ジミなどの水溶性の汚れは落ちにくい場合があります。
一方のウェットクリーニングは、約40℃~60℃の温水で洗濯する方法です。水溶性の汚れを落とすのに適しており、化学溶剤を使わないため生地へのダメージを抑えられるという利点があります。
スーツのクリーニング費用はお店によって異なりますが、一般的な費用相場としてはドライクリーニングであれば1,000円から2,000円程度、ウェットクリーニングであれば2,000円から4,000円程度と言われています。
【ドライクリーニングの費用相場(目安)】
・チェーンのクリーニング店:1,000円~2,000円程度
・宅配クリーニング店:2,000円~4,000円程+送料
・高級クリーニング店:4,000円〜10,000円
日数に関しては、ドライクリーニングであれば1日から5日、ウェットクリーニングであれば1週間から10日ほどかかるのが一般的です。
もちろん、オプションの有無によっても費用は変動します。撥水加工や折り目加工、防虫加工などのオプションを選択した場合、基本料金にプラスでオプション料金が上乗せされます。

次は、スーツをクリーニングに出す流れを見ていきましょう。
店舗型のクリーニング店を利用する場合、クリーニングに出すスーツをお店に持ち込みます。その際、ビニール袋や紙袋などの袋にスーツを入れて持っていくようにしましょう。そのままの状態で持ち込むことも可能ですが、移動中に傷や汚れがついてしまう恐れがあります。
宅配型のクリーニング店を利用する場合、電話やインターネットで申し込み、日時を指定してスーツの集荷に来てもらうのが一般的です。
店舗型のクリーニング店であれば、受け付けでスーツを引き渡します。その際に、クリーニングの方法やオプションの有無を選択します。また、落としてほしい汚れやシミがあれば、このタイミングで要望を伝えましょう。
受け付けが完了すると受付番号や受取日が記載された伝票を渡されるので、受け取りが完了するまでしっかりと保管しておきます。
宅配型のクリーニング店の場合、電話やインターネットでの申し込みの段階でクリーニング方法やオプションを指定したり、別途伝えたい事項があれば入力・説明します。
受け取り予定日が来たら、店舗で預けていたスーツを受け取りましょう。その際、受け付け時に渡された伝票があると、スムーズにスーツを探し出してくれます。
伝票を無くしてしまったり忘れてしまったりした場合、氏名や電話番号などの情報を伝えることで受け取りできるケースがほとんどですが、伝票がある場合に比べて時間がかかる可能性があります。
また、近年ではロッカー型の機械で受け取ることができるサービスもあります。そのようなサービスでも受け取りに伝票や受付番号が必要になることが多いため注意が必要です。

次に、スーツをクリーニングに出す際の注意点を見ていきましょう。
スーツをクリーニング店に持ち込む際は、ポケットに物が入っていないか事前に確認しましょう。
ポケットに物が入っていた場合、万が一紛失・破損したとしても補償してもらえないケースがほとんどです。また、ポケットに物が入ったままクリーニングしてしまうと、スーツの生地が傷んでしまう可能性もあります。
ほとんどのクリーニング店では洗濯前にポケットの中身をチェックしてくれますが、念のためクリーニングに出す前に自身の目で確認しておくことが大切です。
スーツをクリーニングに出す際は、ジャケットとパンツ(スラックス)をセットで出すようにしましょう。
ジャケットとパンツでクリーニングの頻度にバラつきがあると、上下で生地の風合いに違いが表れてしまうことがあります。近年ではジャケットとパンツをそれぞれ単体で着回せるスーツもありますが、クリーニングの回数に差がでてしまうことで、セットで着用した際に違和感が表れてしまうこともあるため注意が必要です。
クリーニングに出したスーツを受け取ったら、そのまま放置するのではなく仕上がりをチェックしましょう。
めったにないケースですが、依頼していたシミや汚れが落ちていない、クリーニング前にはなかった破れやほつれがある、といった可能性もゼロではありません。
そのような場合、時間が経ってからクリーニング店に問い合わせても対応してもらえない可能性があるため、スーツを受け取ったらなるべく早い段階で仕上がりを確認しましょう。
日々忙しく過ごすビジネスパーソンの方にとって、スーツをクリーニングに出す手間は負担になりがち。クリーニングに出す手間を解消したいなら、ウォッシャブルスーツがおすすめです。
ウォッシャブルスーツは自宅で洗うことができるスーツのことで、家庭用の洗濯機で洗っても、縮みや型崩れ、縫い目のほつれなどが起こりにくい作りになっています。
わざわざクリーニング店に持ち込んだり受け取りに行ったりといった手間がなく、クリーニング代の節約にもなるため経済的。
クリーニングに出すことにストレスを感じている方は、ぜひウォッシャブルスーツを検討してみてはいかがでしょうか。

一般的なスーツであっても、ウォッシャブルスーツであっても、清潔さを保ち、寿命を延ばすためは、日々のお手入れが非常に重要です。
スーツの着用後は、ブラッシングを習慣化しましょう。
ブラッシングによりスーツに付着したホコリなどの汚れを取り除くことで、生地の傷みや虫食いを防ぐことができます。
また、ブラッシングで繊維の流れを整えることで、毛羽立ちを防ぎ、生地本来のツヤ感を取り戻すことにもつながります。
同じスーツを連日着用していると、吸収した汗やシワが定着し、生地の傷みが早まります。
複数着のスーツをローテーションし、着用したスーツを数日休ませることで、生地が元の状態に戻ろうとします。
毎日スーツを着用する方であれば、3~5着ほどスーツをそろえておくと安心です。
スーツは立体的な構造になっているため、一般的な形状のハンガーに掛けていると、型崩れが起こる可能性があります。
保管中の型崩れを防ぐためにも、肩部分に厚みがあるスーツ用のハンガーを利用しましょう。
スーツを長く愛用するためには、保管方法にも注意を払う必要があります。
夏場は汗や皮脂汚れが特に付着しやすい時期です。着用後はすぐにクローゼットへしまわず、風通しの良い日陰で半日ほど干して湿気を逃がしましょう。型崩れを防ぐため、厚みのある木製ハンガーを使用し、スラックスはクリップ付きハンガーで裾から吊るすとシワが伸びやすくなります。
オフシーズンの保管については、目に見えない汗が黄ばみやカビの原因になるため、長期保管前には必ず「汗抜き加工」を伴うクリーニングに出すのが鉄則です。戻ってきたらビニールカバーを外し、通気性の良い不織布カバーに掛け替えます。除湿剤をクローゼット内に置き、湿度の低い場所で保管してください。
冬用スーツで用いられることが多いウール素材は、静電気でホコリを吸着しやすいため、着用後のブラッシングが欠かせません。
下から上、上から下へ優しくブラシを掛け、繊維の奥の汚れを掻き出します。また、生地を休ませて本来の弾力を回復させるため、一度着たら2〜3日は休ませる「ローテーション着用」を徹底しましょう。
冬用スーツのオフシーズンの保管に関して、動物性繊維(ウールやカシミヤ)は虫食いの被害に遭いやすいため、クリーニングで汚れを完全に落とすことが最重要です。夏用スーツ同様に不織布カバーへ替え、防虫剤を必ず衣服の高い位置に設置します(防虫成分は上から下へ沈むため)。クローゼットは詰め込みすぎず、風通しを確保しましょう。
今回は、スーツのクリーニングに焦点を当て、頻度や料金相場、出し方などについて解説しました。
忙しいビジネスパーソンにとって、スーツをクリーニングに出す手間は負担になりがちです。その点、ウォッシャブルスーツであればクリーニングに出す手間や時間を解消することができるだけでなく、クリーニング代の節約にもなります。
スーツ・紳士服のはるやまでは、上下丸ごと洗えてお手入れも簡単なウォッシャブルスーツを種類豊富にご用意しています。クリーニングの手間を煩わしく感じている方は、ぜひはるやまのウォッシャブルスーツをチェックしてみてください。
もっと知りたい!続けて読む
【あわせてお読みください】
新着記事はこちら
1974年の設立以来培ってきた圧倒的な流通経路を駆使し、大量仕入れや国内外の生地メーカー様との共同開発などで素材の低コスト化に成功しました。
また実用的な機能性を生み出す仕立て、ディテールにまで気を配ったデザインを徹底的に追求し、高品質・低価格を実現しています
お客様に安心してお買い物していただくために、厳しい品質検査基準を設定しています。
当社は、取引先様との共栄共存を重視した経営姿勢を貫いてきたことから、多数の取引先に恵まれ、豊富なブランド商品を多数取り揃えることが可能になっています。また、仕入れ先と一体になった商品開発がかのうであり、これにより「機能性の高さ」と「ファッション性の高さ」を同時に追求する強みを持っています。